Webライティングの仕事に興味がありますが、未経験なのでどう始めればいいか分からず、稼いでいけるのかも不安です。
今後Webライターとしてやっていくうえで失敗したくはないので、効率の良い始め方があれば教えてください。
この記事ではこのような疑問に答えていきます。
- Webライターの始め方がわかる
- Webライターを始めたあとにやるべきこともわかる
この記事を書いている僕は、Webライターの経歴が5年以上あります。
また、スクールでWebライティングの講師やメンターを行った経験もあり、Webライターのキャリアについては豊富な知識・経験を持っております。
Webライターはパソコン1つで稼げるので自由度が高く、近年人気が高まっている職業の1つです。
ですが、具体的に何をどうすればWebライティングの仕事を始められるかについて悩んでいる人も、多く存在します。
そこで今回は、これからWebライターとして稼いでいきたい人向けに、具体的な始め方をステップ形式で紹介します。
僕のこれまでの経験をもとに、再現性が高くて失敗しにくい方法を惜しみなく提供します。
この記事を読むことで、効率良くWebライターのキャリアをスタートできますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
- Writing Hacks(ライティングハックス):オンライン受講
- ワークキャリア:1ヶ月合宿型 & 長期的なキャリアの相談も可能
1995年生まれの旅好きノマドワーカーで、Webライティング、Webサイト制作、ブログ、ストックフォトなど複数のWeb系ビジネスで場所にとらわれない自由なライフスタイルを実現。
Web系キャリアスクール「ワークキャリア」の講師・メンターも経験あり。
旅と仕事を両立できるノマド仲間を少しでも多く増やしたいので、その情報発信をするべくこのブログを立ち上げて運営してます!
Twitter:@guchiwo_nomad
Webライターの始め方と手順
Webライターの始め方は、以下の9つのステップになります。
それぞれ、詳しく解説していきますね。
手順①:パソコンとネット環境を用意する
仕事を始める前に必要なのは、環境づくりです。
Webライターとしてやっていくうえではパソコンとネット環境が必須。
なので、まだこれらの準備ができてない人は、この機会に用意しておきましょう。
ちなみに、Webライティングだけをやっていくのであれば、パソコンはそこまでのハイスペックでなくても十分です。
iPhoneユーザーなら、同じAppleの製品で互換性の高いMacBook Airを選ぶと良いでしょう。
▼最新のMacBook Air
僕はMacユーザーなのであまり詳しくはないのですが、Windowsが良ければ、持ち運びに便利なSurfaceを選べば間違いないかなと思います。
周りで使っている人も実際多いので。
ちなみに、WebライターはGoogleのサービス(Google ChromeやGoogleドキュメントなど)を使う頻度が多いので、Chromebookとの相性も抜群。
クラウドでのデータの保存が中心にはなりますが、コスパで選ぶならこちらの選択肢もぜひ入れておきましょう。
▼最新のChromebook
ネット環境は既にお使いのものが使いやすければそれで構いませんが、新規で導入する or 高速のものに変更するなら楽天ひかりがおすすめ。
超高速(平均300Mbps前後)のインターネット回線を月額4,180円(税込)から利用でき、楽天市場
しかも、楽天モバイルのユーザーなら、楽天ひかりの通信費がなんと今だけ1年間無料になります。
50,160円(4,180円×12ヶ月分)もネット代を節約できる光回線サービスなので、ぜひご活用ください!
ちなみに、楽天モバイルは外出先のテザリング用でも十分に利用できるので、ノマドワークにも便利です。楽天モバイル+楽天ひかりがあれば、とりあえずWebライティングで必要なネット環境の問題は全て解決しますので、この機会に揃えておくのもおすすめですね。ちなみに楽天のサービスでは楽天カードとの相性がいいので、まだ持ってない人はそちらも申し込みしておきましょう。
加えて、Webライターが効率よく仕事をこなしていくうえでは、
・作業机
・作業イス
・デュアルディスプレイ用のモニター
・楽天銀行の口座
といったものもあると便利です。
必需品というわけえではないので今すぐに用意する必要はないですが、気になれば今後購入を検討してみてください!
(準備中)
手順②:スクール or 独学でWebライティングのスキルを習得
パソコンとネット環境を整えたら、次はWebライティングのスキルを習得していきます。
- わかりやすく論理的な日本語を書く能力
- リサーチ力(ググり力)
- 早いタイピングスピード
- SEOライティングの理解
上から3つ目までは、Webライティングの仕事を始めてから徐々に学んでいく形でも問題ありません。
1番難しいのはSEOライティングの理解ですね。
SEOとは、Search Engine Optimizationの略で、日本語だと「検索エンジン最適化」などと訳されます。
平たく言うと、「Googleの検索結果で上位を取るための方法」と思ってもらえればOKです。
そして、SEOライティングとは、「Googleの検索結果で上位表示を取るためのライティング」になります。
Webライターの世界では、このSEOライティングが仕事全体の大半を占めてるといっても過言ではないので、必ず学んでおく必要があります。
SEOライティングの学び方は、
・Webライティングのスクールで学ぶ
・ブログ運営を始めて独学する
が一般的です。
スクールはお金がかかりますが、短期間で効率よく学ぶことが可能。
独学はお金はそれほどかかりませんが、学習効率が悪くブログ運営がそもそも難易度高めなので、完全初心者から始める人にはあまりおすすめはしません。
ただし、Webライターがブログを持っておくこと自体は、SEOライティングの練習や実績のポートフォリオとして活用できるのでめちゃめちゃ効果的です。Webライティングをスタートする際は、ついでにWordPressでブログも開設しておくようにしましょう。
また、たまに知識ゼロの状態でクラウドソーシングサイトから案件を取り、当たって砕けろ精神で仕事を始めてしまう人がいますが、クライアントやディレクターの方に迷惑をかける可能性が高いのでやめましょう。
やはり、まずはスクールで最低限のSEOライティング知識を学んでから始めるのが推奨されます。
オンラインのスクールだとWriting Hacks(ライティングハックス)
受講後は仕事の共有もあるので、Webライターとして効率よくステップアップしていくのも可能となっています。
ただし、こちらは基本的にオンライン学習になるので、学習スケジュールやモチベーションの管理が苦手な人はあまり向いていないスクールになります。
合宿形式でみっちり学びたい人は、受講中に案件獲得から納品までしっかりメンターにサポートしてもらえるワークキャリアでライティングを学ぶことをおすすめします。
手順③:本でWebライティングの知識を深める
Webライティングの知識が学べる本も世の中にはたくさんあるので、それらを活用して勉強もしておきましょう。
いきなり100%の知識習得を目指すのではなく、まずはざっくり概要を把握する程度で十分です。
僕が実際に読んだ本の中で、おすすめのものを紹介していきますね。
新しい文章力の教室 苦手を得意に変えるナタリー式トレーニング
Webライティングで求められる論理的でわかりやすい文章を書くための具体的なノウハウが凝縮された必読書です。
・1文の長さはどうするべきか?
・修飾語の位置はどこに置くべきか?
・前後の文をつなぐ接続詞の使い方
などをこれ1冊で完璧に学べます。
Webライターのバイブルとも言える本になるので、ぜひ読んでみてください!
沈黙のWebライティング
・SEOライティングとは何か?
・SEOライティングはどのように行うのか?
をマンガ形式で楽しく読める1冊です。
SEOライティングについて知りたい人向けの必読書とも言えます。
ちなみに、この本はKindleだと読みにくいので、紙で買うのがおすすめですね。
かなり分厚いですが、マンガが面白いので意外とスムーズに読むことができます。
10年つかえるSEOの基本
Webライターが知っておきたいSEOの知識を学べます。
SEOはトレンドの移り変わりが激しく、テクニック的なところをキャッチアップしていくのはかなり大変なのですが、この書籍ではSEOの本質的で変わらない部分をしっかりと学べるのでおすすめです。
Webライターにとって、SEOの本質を知っているか知っていないかの差は大きいので、この本を読んできちんと価値提供できるライターを目指してください!
手順④:クラウドソーシングサイトに登録する
Webライティングの知識をある程度身につけたら、いよいよ仕事を始めていきます。
Webライターが最初の仕事を得るには、クラウドソーシングサイトを活用するのがおすすめです。
クラウドソーシングサイトとは、フリーランスを探しているクライアントと仕事を探しているフリーランスをマッチングさせるサイトのこと。
さまざまなフリーランス向けの案件が随時募集されていて、Webライティングの案件も豊富にあります。
Webライターがクラウドソーシングサイトを使うメリットとしては、
・多数のライティング案件を比較し、好きなものに応募できる
・面倒な営業や契約の手続きは、クラウドソーシングサイトが一部代行してくれる
・仮入金の制度があり、報酬の未払いを事前に防げる
などがあります。
クラウドソーシングサイトを利用しないとなると、ライターを募集しているメディアに自力で営業をかけて応募しないといけないので、大変な労力がかかります。
しかも、そうしたメディアに直で営業しても初心者のWebライターは採用されないのがほとんどです。
その点クラウドソーシングサイトであれば、多数のクライアントを一気に比較し、Webライティング初心者にも応募しやすい案件を探すことができます。
クラウドソーシングサイトはたくさん存在しますが、初心者はとりあえず
の2つに登録しておけば大丈夫です。
これらは国内最大手のクラウドソーシングサイトになるので案件数も豊富ですし、使い勝手も抜群です。
会員登録は5分くらいでサクッと終わらせられるので、2つとも登録しておきましょう。
手順⑤:クラウドソーシングサイトのプロフィールを整える
クラウドソーシングサイトに登録したら、まずはプロフィールを整えるところから始めます。
プロフィールはWebライターを探しているクライアントが必ず目を通す場所なので、クライアントにとってわかりやすく魅力的なものにしておく必要があります。
ここがしっかりしていないと、そもそも相手にしてもらえないことがほとんどです。
就活でいう履歴書の自己アピールや、マッチングアプリのプロフィールと同じですね(笑)
そんなこと言われても、初心者だし仕事もしたことがないからプロフィールなんて書けない…
という方も多いと思いますが、こちらは全然気にしなくてOK。
初心者・未経験でも物は言いようでアピール可能ですし、プロフィールをしっかり整えさえすれば仕事の獲得は可能です。
クラウドソーシングのプロフィールの書き方は以下の記事でまとめてますので、こちらを参考にしてみてください。
(準備中)
手順⑥:案件を探す
プロフィールを整えたら、いよいよ案件を探していきます。
Webライター初心者がクラウドソーシングサイトでライティングの仕事を探す際は、以下の条件で選ぶのがおすすめです。
- プロジェクトの案件(タスク案件はNG)
- 文字単価は0.5円〜1.0円
プロジェクト案件とはまとまった作業を行う案件のことで、Webライティングでは1,000文字以上の比較的ボリュームのある記事の執筆がプロジェクト案件に相当します。
一方でタスク案件はレビューやアンケートの回答などの細々した案件になり、誰でもできるうえに低単価で消耗しやすいのでおすすめしません。
Webライターとして稼いでいくうえではプロジェクト案件をこなしていくことが絶対条件になるので、頭に入れておきましょう。
そして初心者であれば、文字単価が0.5円〜1.0円の案件に絞ってまずは応募するのが良いですね(本当は1.0円以上と言いたいところですが、最初の実績作りでは0.5円でもやむを得ないかなと思います)。
文字単価1.5円以上の案件は実績のあるライターの応募が多くなりやすく、発注者側も実績やスキルがある人を求める傾向があります。
一方で0.5円〜1.0円の案件は、発注者側があまり実績やスキルを求めてないことが多いので、初心者でも提案文の内容が良ければそれなりの高確率で受注ができます。
まずは0.5円〜1.0円の案件からスタートし、一定の実績ができたらより高単価の案件を獲得していくと良いですよ。
ちなみに、高単価のWebライターを目指すうえでは、得意とする専門分野を作ることも重要です。
ただし、最初からそれを決めるのではなく、まずはありとあらゆるジャンルの案件をこなしながら自分なりの得意分野を決めていくといいです。
手順⑦:提案文を書いて応募する
応募したい案件が見つかったら、実際に提案文を書いて応募していきます。
提案文とは、自己PR文のことですね。
クラウドソーシングに限らず、フリーランスとして最初に仕事を獲得していくうえでは、提案文は必ず書かないといけません。
内容が悪いとなかなか受注につながらないので、しっかり作り込むようにしましょう。
提案文の作り方のポイントは、以下の通りです。
・発注者が共感できるポイントを盛り込む
・自分を採用するメリットとその根拠を示す
・経歴や得意分野をしっかり明記する
・どのくらい案件にコミットできるか伝える
提案文の書き方について詳しくは以下の記事で解説してますので、こちらも参考してみてください。
(準備中)
手順⑧:テストライティングに合格する
提案文が無事に通ったら、いよいよライティングの仕事をしていくことになりますが、最初はテストライティングから始まることが多いです。
クライアントがテストライティングを行う目的は、スキルやコミュニケーション力をチェックして、継続的に仕事を任せても問題がないかを確認するため。
なので、テストだからといって手を抜かないように心がけましょう。
テストとはいえ、やることは本案件とほとんど違いはありません。
Webライティングの仕事の流れはだいたい以下の通りとなりますが、テストライティングの流れもこれと同様になります。
- 執筆マニュアルが渡され、キーワードが指定される
- マニュアルに従い、キーワードの検索ニーズを意識した内容で記事を書く
- 納期を遵守して納品
- 修正依頼が来る(内容が良いと来ない場合もあり)
- 修正して納品完了
- 報酬が支払われる
違うのは、報酬が安いところですね。
例えば、本案件の文字単価が1.0円の場合、テストライティングは半額の0.5円くらいになることが多いです。
こちらはクライアントのリスク回避のためもあるので、致し方なし。
ここはグッとこらえて、本案件の受注に頑張って繋げていきましょう。
ただし、テストライティングがあまりにも安すぎる案件(文字単価1.5円の募集でテストライティングだけ0.1円など)は、その後の継続を絶対にしない地雷案件の可能性が高いです。この場合はテストライティングは受けずに案件自体を断ったほうが無難ですね。
ちなみに、テストライティングに通過するコツですが、以下の通りとなります。
- 正しい日本語で誠実なやりとりをする
- 執筆マニュアルを遵守する
- 指定された納期よりも早く納品する
- 誤字脱字をしない
- クライアントに喜ばれる+αのギブをする
上記を行うだけで、テストライティングの合格率は飛躍的に高まります。
詳しくは以下の記事も参考してみてください!
(準備中)
手順⑨:継続案件を受注して執筆→納品を繰り返す
テストライティングに合格すると本受注となり、継続的に案件をいただくことになります。
ここまで来れた方、本当におめでとうございます!
本格的に、Webライターとして新しいキャリアをスタートできましたね!
この後もやるべきことはシンプルで、テストライティングの時とほとんど変わりません。
案件を受注→執筆→納品をひたすら繰り返していきましょう。
Webライターを始めた後は「単価交渉」が超重要!
Webライターを実際に始めたら、気になるのはその後にどのように収益を上げていくかですよね?
やるべきことをたった1つ。
それは単価交渉をすることです。
自分で交渉しないといけないの?
面倒だなー。
と思われたかもしれませんが、残念ながらWebライターになったからには単価交渉からは絶対に逃れられません。
Webライティングは参入障壁が低いぶん、最初の単価がかなり低く設定されていることが大半だからですね。
業界としてもライター側が単価交渉するのが当たり前なので、クライアントは単価交渉をされない限りは単価を上げることを検討してくれません。
そして単価を上げられないWebライターが数多く、稼げなくて挫折する大きな要因にもなっています。
きちんと単価交渉ができる人は、単価がどんどん上がる世界でもあるので、稼げる人と稼げない人の差が大きい業界でもあります。
みなさんはずっと1円ライターでひたすら文章を書き続けたいですか?
それとも2円、3円、4円と文字単価を上げていきたいですか?
どちらが良いかは明白ですよね。
単価が上がれば少ない労力で収入を増やせ、自由な時間も確保しやすくなるので、継続案件を受注後は必ず単価交渉もしていくようにしましょう。
気になる単価交渉を行うタイミングや方法ですが、以下の記事で詳しく解説してますので、こちらもぜひご参考ください。
(準備中)
まとめ:Webライターの始め方は難しくない!あれこれ悩まずまずは仕事を取ることに集中しよう!
今回は、Webライターの始め方について詳しく解説しました。
具体的なステップをまとめると、以下の通りです。
再現性の高い上記の方法であれば、Webライターを始める際に失敗するリスクを減らせ、効率良く仕事を始めることができます。
WebライティングはWebデザインやプログラミングなどとは違い、事前に時間をかけて学ばないといけないことが少ないので、始め方はさほど難しくはありません。
どちらかと言うと、仕事を取って案件をこなしながら学んでいくアウトプット重視のスタイルのほうがスムーズです。
あれこれ悩みすぎず、まずは初心者・未経験でも始められるクラウドソーシングサイトを活用して、案件を獲得するところから始めていきましょう!
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