こんにちは、場所にとらわれない働き方を実践している複業ノマドワーカーのぐちを(@guchiwo_nomad)です。
ノマドワーカーになりたいのですが、ノマドワークができる仕事ってどんなものがありますか?
正直どれを選ぶべきかもあまりわかってないです。
選び方のポイントとかも教えてください。
今回はこのような疑問をお持ちの方向けの記事となっています。
- ノマドワークに適した職業がわかる
- ノマドワーク可能な職種の詳細や選び方がわかる
この記事を書いている僕は、2018年にフリーランス独立し、現在もWebライティングやブログ、Webサイト制作などノマドワーク可能な職種で旅しながら仕事をしています。
また、フリーランスに興味がある人を対象にしたWebスクールの講師やメンターの経験もあり、これまで数多くノマドワーカーを目指したい方々をサポートしてきました。
ノマドワークが可能な職種はたくさんありますが、それぞれ仕事内容や求められる適性が異なるため、これからノマドワーカーを目指したい人は最適な職業選びが何よりも重要です。
ネットでは「自由になりたいならとりあえずプログラミングをやれ!」といった情報があふれてますが、そのような理屈だけを信じて自分の方向性を決めてしまうのは、将来的にミスマッチに繋がる可能性が高いので注意しましょう。
仕事選びはしっかり自己分析をし、慎重かつロジカルに行うべきだと思っています。
そして、この記事を読むことで、ノマドワークに適した仕事をロジカルに選ぶことはできるようになっています。
自己分析については、ストレングスファインダーというツールを活用するのがおすすめです。こちらも合わせてご活用ください。
そんなわけで、ノマドワークに最適な職種と選び方のポイントについて解説していきます!
ノマドワークに適した仕事とは?
まずはノマドワークに適した仕事がどんなものなのかを理解しておきましょう!
ネットで完結する仕事
ノマドワークができる絶対条件は、ネットで完結する仕事になります。
オフラインのビジネスのほとんどは場所の制限があるものになるので、そうした仕事を選ぶとノマドワークはほぼ不可能です。
ネットビジネスは場所の制約を受けないものがほとんどで、極端な話、日本の僻地にいようが海外にいようがネット環境があれば成立します。
つまり、ノマドワーカーを目指すなら、ネットで完結する仕事を選ぶべきです。
クリエイティブな仕事
クリエイティブな仕事は、ノマドワーク可能なものが多いです。
ここで言うクリエイティブな仕事とは、黙々と作業してオリジナリティある成果物を納品する形式の仕事という意味ですね。
自分のスキルを成果物に変えて価値貢献していく仕事になるので、クライアントとのコミュニケーション以外は基本的に1人で完結します。
最近はデジタル化が進んでいることもあり、オンラインの需要が豊富なので、パソコンだけで完結するクリエイティブ系の仕事がたくさんあります。
そうした仕事を選ぶと、ノマドワーカーとして働ける機会に巡りあいやすいです。
ノマドワーカーはフリーランスで働く人が多い
ノマドワーカーは、フリーランス(個人事業主)で働いている人が多いです。
フリーランスとは、特定の企業や組織に所属せずに、個人で仕事を請け負う働き方のこと。
特にIT・Web系の仕事だと、フリーランスという働き方を取る人もそれなりに多くいます。
フリーランスは個人の裁量で働けるのでノマド的なライフスタイルを取りやすく、結果的にノマドワーカーはフリーランスが多くなっています。
僕もフリーランスのノマドワーカーですし、ノマドの知り合いも多くはフリーランスとして働いてますね。
最近は会社員でもノマドワーカーが増えてきている
ちなみに、最近では会社員のノマドワーカーも増加傾向です。
コロナ禍で会社業務のリモート化が進んだことから、フルリモートで働ける人を中心に会社員のノマドも増えてきました。
従来の年功序列ではなくジョブ型雇用が広まってきて、フリーランスに近しい働き方ができる会社員が増えてきたことも理由にあるでしょう。
IT・Web系の職種がやはり多いですが、最近ではそれ以外の職種(コールセンターやオンライン秘書など)でもフルリモートで働けることもあるようです。
事実、ノマドワーカーご用達のHafHという宿泊サービスがあって自分も積極的に利用しているのですが、ユーザーのほとんどは会社員なんだそうですよ。
つまり、ノマドワーカーを目指すなら必ずしもフリーランスにこだわる必要はないということ。
フルリモートができる会社に転職することで、ノマドワーカーとして働ける未来を得ることも十分に可能です。
ノマドワークに適した職種14選
ここからは、ノマドワークに適した職種について紹介していきます。
それぞれ適性があるので、ご自身の得意不得意もしっかり考慮したうえで、職種選びの参考にしてみてください!
Webライター
Webライターは、Web上の記事の執筆を担当する「Webライティング」の仕事を行う人のこと。
Webメディアのディレクターや編集者から依頼されたテーマや見出しに沿って、記事を執筆します。
執筆はGoogleドキュメントやWordPressのエディターを使うことがほとんどで、パソコン1つで完結するノマドワーカーに適した仕事の1つです。
Webライターは、手っ取り早くノマドワーカーになりたいなら、真っ先におすすめしたい職種。
Webライティングで培えるライティングスキルは、他の職種にも応用が効きやすい汎用性が高いスキルなので、どの職種でノマドワーカーを目指そうか迷ったら取りあえずWebライターからスタートするのがおすすめです。
自分も最初はWebライターからスタートしました。
得られたライティングスキルは、今ではブログ運営やWebサイト制作にかなり活きています!
また、ある程度の日本語力さえある人であれば特別なスキルを覚えなくても仕事を始めることができ、収益を得るまでの期間も短いメリットもあります。
ただし、マネタイズが早くできるぶん、大きく稼いでいく(単価を上げる)には
・金融や不動産など、特定の稼ぎやすいジャンルに特化していく
・コピーライティングやセールスライティングなど、売上に直結するスキルで貢献していく
・ディレクターや編集者の業務を巻き取る(キーワード選定を自ら行うetc…)
などの工夫が要ります。
Webライターに向いている人
Webライターに向いている人は、以下に当てはまる人です。
・文章を書き続けるのに抵抗がない人
・わかりやすく論理的な日本語で執筆できる人
・何かを調べるのが好きな人
・タイピングが早い人
・指示通りに文章が書ける人
・SEOライティングの知識がある人
そもそも文章を書くのに抵抗が強い人は、Webライターを続けられない人が大半です(もちろん本人の努力で改善できる人もいます)。
また、勘違いされやすいのですが、Webライターは自由に文章が書ける仕事ではありません。
先方のクライアントやディレクターの指示に従い、それ通りの文章を書ける人が求められるためです。
ある種の割り切りの思考で、淡々と文章を書いて価値提供できるタイプの人は、Webライターの適正がありますよ。
自分の好きなことを書きたい人は、ブロガーやシナリオライター、小説家などを目指していくのがいいでしょう。
これらの職種も100%自分の好きなことが書けるわけではありませんが、Webライターよりは文章の自由度が高めです。
Webライターの目指し方(準備中)
Webメディアのディレクター / 編集者
Webメディアのディレクターや編集者は、記事のキーワード選びや構成作りといったメディアの運用部分を率いる仕事を行います。
Webライターに文章の執筆を発注して記事の品質チェックをする作業もあるので、マネジメント能力が必要とされる仕事でもありますね。
編集者になると、メディアの企画や戦略策定などにも関わるようになります。
業務はライターと同様に、ほとんどがオンラインで完結しますが、クライアントとの進捗報告やライター採用の面談をする場合もあり、Webライターと比べるとオンラインミーティングやオフラインで人に会う機会は多くなります。
Webライターの先のステップアップとして、ディレクターや編集者を目指す人も多いです!
Webメディアのディレクター / 編集者に向いている人
Webメディアのディレクター / 編集者向いている人は、以下に当てはまる人です。
・Webライターの経験がある人
・文章の添削ができる人
・WordPressの知識が豊富な人
・マネジメント能力がある人
・SEOやWebマーケティングの知識がある人
Webライターに仕事を発注していくうえでは彼らの気持ちも理解できないとなので、Webライターの経験がある人は向いています。
また、Webライターと比べて求められるものが多くなり、特にWordPressやSEO、Webマーケティングの知識は必須です。
Webディレクター / 編集者に興味がある人はまずは先述のWebライターからキャリアをスタートし、個人でブログ運営なども行いながら知識を得つつ、徐々にステップアップしていくのがおすすめですね。
Webメディアのディレクター / 編集者の目指し方(準備中)
ブロガー / アフィリエイター
ブロガー / アフィリエイターは、自身でWebメディアを運営して広告収入を得て稼いでいる人のこと。
代表的なネットビジネスの1つで、アフィリエイトという広告ビジネスの仕組みを活用します。
業務は基本全てオンラインで完結し、1人だけで仕事が可能なので、ノマドワーク向きの仕事になります。
当サイトを運営している僕もブロガーの1人です。
別の旅ブログなど、複数のサイトを運営していて、累計の売上は7桁をゆうに超えています。
必要経費は運営するサイトのサーバーやドメインの維持にかかる費用くらいで、毎月の固定費は1,000円程度と、他のビジネス比較して激安。
ただし、十分な売上を出すまでに記事を数十〜数百記事は書く必要があり、Webマーケティングの知識も必須です。
体感では、ブログやアフィリエイトを継続できる人が2割、まともに食べていける人は1割にも満たないですね。
ノマドワークと非常に相性はいいですが、やるならかなりの覚悟を持って取り組む必要があります。
ブロガー / アフィリエイターに向いている人
ブロガー / アフィリエイターに向いている人は、以下に当てはまる人です。
・SEOライティング、セールスライティングの知識がある人
・WordPressやWebマーケティングの知識がある人
・データを分析して改善していくのが好きな人
・ひたすら記事を書き続ける根性がある人
・最初から稼げなくても平気な人
・情報発信が好きな人
ライティングやSEOの知識はもちろん、コツコツ淡々と記事を書き続け、PDCAを回して改善し続けられる人が向いています。
また、情報発信が好きで記事を書くことを通じて誰かに価値提供をするのに喜びを感じられるタイプの人は、特にブロガーに向いています。
ただ、どんなに向いている人でも収益を上げられるようになるまで最低でも3ヶ月以上の時間は必要です。
会社勤めで副業可能なら問題ありませんが、そうでなければある程度の貯金がある人や、Webライターなど他の仕事と並行してできる人でないと厳しいです。
ブロガー / アフィリエイターの目指し方(準備中)
Webマーケター
Webマーケターは、Webマーケティングの仕事を請け負う人の総称です。
一言でWebマーケティングといってもその範囲は広く、
・SEO対策
・コンテンツマーケティング
・広告運用
・SNS運用
・データ分析
・ブランディング
などの仕事があり、それぞれ1つの専門分野として仕事を行っていくことが基本です。
共通しているのは、Webでどのように集客し売上を上げていくか?に特化しているところ。
Webの施策が中心なので、当然ノマドワーカーとして働くこともできます。
Webマーケターに向いている人
Webマーケターに向いている人は、以下に当てはまる人です。
・数字が得意な人
・データを分析して改善していくのが好きな人
・ロジカルに考えるのが得意な人
・心理学や行動経済学が好きな人
・クライアントワークが得意な人
・コツコツ淡々と施策を実行できる人
数字が得意で論理的に物事を考える力があり、人の行動に興味がある人がWebマーケターにふさわしいです。
また、Webマーケティングの仕事は基本的にクライアントワークになるので、人間関係構築やわかりやすく説明する力などの対人コミュニケーション能力も求められます。
Webマーケターの目指し方(準備中)
YouTuber
もはや説明するまでもないかもですが、YouTubeに自身のコンテンツを投稿することで稼いでいる人たちのことです。
チャンネル登録者数が1,000人、総再生時間が4,000時間を超えると広告を貼れるようになり、そこで収益化ができます。
そんなYouTuberも、ノマドワークができる仕事の1つ。
撮影した動画を元にパソコンやスマホで動画編集を行い、完成したコンテンツをアップロードするだけのシンプルな流れなので(それがかなり大変なのですが…)、場所の制約は基本的にありません。
ただやはり、YouTuberとして食べていくのはかなり大変です。
コンスタントに動画コンテンツを出し続ける必要がありますし、何よりチャンネルが人気になってもらうための企画力やトーク力が求められます。
先述のブロガー / アフィリエイターと同様、生半可な気持ちで始めるのはNGですね。
YouTuberに向いている人
YouTuberに向いている人は、以下に当てはまる人です。
・動画編集ができる人
・企画力がある人
・トーク力がある人
・顔出しに抵抗がない人
・データを分析して改善していくのが好きな人
・ひたすら動画を作り続ける根性がある人
・最初から稼げなくても平気な人
・情報発信が好きな人
おおよそ、ブロガー / アフィリエイターに求められることの動画版と言ったところ。
動画編集のスキルや企画力、分析して改善していく力は、YouTuberとして成果を上げるのに不可欠な要素です。
そして何より、収益化までの道のりが果てしなく長いので、根気強さが要ります。
その他の収入源や、ある程度の貯金がない人は、他の仕事と並行しながら挑戦しましょう。
YouTuberの目指し方(準備中)
動画編集者・動画クリエイター
動画編集者・動画クリエイターは、文字通り動画を編集してコンテンツを作ることを仕事にする人のことです。
両者の定義は、動画編集者はもっぱら編集作業を専門に行う人なのに対し、動画クリエイターは企画〜撮影〜編集まで一連の制作を行う人のことを言います。
動画編集もやり取りは基本全てオンラインで完結するので、ノマドワーク向きの仕事と言えます。
一般的にはYouTube用の動画コンテンツを制作しますが、広告用の動画コンテンツを制作することもありますね。
編集作業は、Premiere Proというパソコンのソフトを使うことが多いです。
「専用のソフトを使った動画編集って難しそう…」と思う方が多いですが、実は操作自体はそこまで難しくなく、1〜2週間もあれば誰でも十分にマスターできます。
1度操作を覚えてしまえば、以降はある程度脳死でも作業は可能なので、ハマる人はとことんハマれる仕事ですね。
動画編集者・動画クリエイターに向いてる人
動画編集者・動画クリエイターに向いている人は、以下に当てはまる人です。
・作品作りに没頭できる人
・地道な作業が苦じゃない人
・YouTubeなどの動画コンテンツを見るのが好きな人
・キーボードやマウスの操作が得意な人
大前提として、コンテンツ制作を請け負う仕事なので、それに没頭できる人はかなり向いています。
また、作業自体はかなり地味で、地道な作業の継続に耐えられる人は適性がありますね。
ちなみに、動画の撮影や編集をしていくうえではハイスペックなパソコンが必要になるので、まだ持ってない人はそれを揃えるところから始めましょう。
動画編集者の目指し方(準備中)
カメラマン・フォトグラファー
カメラマン・フォトグラファーは、写真撮影を仕事にする人のこと。
こちらもカメラとパソコンなどの機材があれば基本どこでも仕事ができるので、ノマドワーク可能な職種ですね。
ただし、撮影する対象や働き方によっては場所の制約を受ける場合があるので、注意が必要です。
撮影する対象は
・広告写真
・スポーツ写真
・家族写真
・水中写真
などがあり、自分の得意分野で勝負していくと単価が上がりやすいです。
また、芸術的センスや営業力が高くて自分で写真集を出版したり個展を開催できるレベルまでいくと、収入も大きく上がり場所の制約もほとんど受けることなく自由に働くことができるようになります。
カメラマン・フォトグラファーに向いている人
カメラマン・フォトグラファーに向いている人は、以下に当てはまる人です。
・カメラや写真撮影が好きな人
・コミュニケーションが得意な人
・シャッターチャンスを逃さないセンスやスキルがある人
・時間や納期を厳守できる人
大前提として、カメラや写真撮影が好きな人でないとあまり向いてはいません。
また、コミュニケーション能力もそれなりに必要な仕事で、特に人物写真の場合はモデルを安心させて笑顔を引き出すコミニケーション力が必要です。
物撮りであってもクライアントとのやり取りが必要になるので、コミュニケーションがとにかく苦手な人は向いてませんね。
また、アポの時間に遅刻したり納期までに作品を提供できないと大きなトラブルになるので、時間や納期を厳守できること人であることが絶対条件です。
Web制作者(コーダー、フロントエンドエンジニア)
Web制作者(コーダー、フロントエンドエンジニア)は、WebサイトやLP(ランディングページ)の制作を請け負う人のことで、一般的にはサイトやLPを形作るコーディングの仕事をメインに行う人を指します。
後述の「Webデザイナーも」Web制作者と同じ括りですが、仕事内容や適正がかなり異なるので、ここではコーダーやフロントエンドエンジニアに限定して解説していきますね。
ちなみにWeb制作者=プログラマーと誤解する人が多いですが、プログラマーはJavaScriptやPHPなどのプログラミング言語を用いてアプリやゲーム、Webのシステム開発を行うWebエンジニアのことを指します。マークアップ言語であるHTMLやCSSを用いるWeb制作者は一般的にプログラマーとは呼ばないのでご注意ください。
Web制作の仕事も、パソコンでHTMLやCSSなどのコードが書ける環境があれば完結するので、ノマドワークに向いています。
ちなみにフリーランスの場合、Web制作の仕事は
・制作会社から業務委託で仕事を請け負う(制作会社案件)
・クライアントと直でやり取りして仕事を請け負う(エンド案件)
の大きく2パターンに分かれます。
制作会社案件では、WebディレクターやWebデザイナーの人と協力して仕事をしていくので、それなりのコミュニケーション能力が必要です。
エンド案件では、Webにあまり詳しくない中小企業の方々とやり取りすることが多いので、さらなる対人コミュニケーション力が求められますね。
Web制作者(コーダー、フロントエンドエンジニア)に向いている人
Web制作者(コーダー、フロントエンドエンジニア)に向いている人は、以下に当てはまる人です。
・コードを書くのが好きな人
・新しい技術に興味があり勉強熱心な人
・英語が得意な人
・納期を厳守できる人
ライターは日本語という言語を書く仕事なのに対し、Web制作者はコードという言語を書く仕事です。
HTMLやCSS、JavaScriptといったコードは英語をベースに作られているので、英語が得意な人は適性があります。
また、Web制作者の仕事はタイトなスケジュールになりやすいので、納期をしっかり守れる責任感の強い人が向いていますね。
Web制作者(コーダー、フロントエンドエンジニア)の目指し方(準備中)
ECサイト構築者
ECサイト構築者は、Eコマースサイトを作る仕事を行う人のこと。
Eコマースサイトとは、ネットショップやオンラインストアと同じものだと捉えてもらってOKです。
要するに、商品購入に対応したWebサイトのことですね。
ECサイト構築者はWeb制作者と同じ括りで語らえることも多いのですが、ここでは分けて解説していきます。
ECサイト構築の仕事はWeb制作の延長線上にあるので、ノマドワークが可能です。
ECサイト構築で最近よく使われるのがShopifyというツールで、それ専門に特化して仕事を行う人も多いですね。
ちなみに、日本のECサイトプラットフォームとしてはBASEやSTORESなどがあります。
しかし、手数料や売上アップのためのツールがShopifyと比較すると劣るので、今からECサイト構築の仕事をしていくのならShopifyは必ずマスターしておくと良いです。
ECサイト構築者に向いている人
ECサイト構築者に向いている人は、以下に当てはまる人です。
・Web制作の知識が多少なりとある人
・新しい技術に興味があり勉強熱心な人
・英語が得意な人
・Webマーケティングの知識があり、売上アップの提案ができる人
仕事内容の大半は、Web制作者(コーダー)のECサイト版といった感じなので、Web制作の知識が多少なりとあって新しい技術も積極的に学んでいける勉強熱心な人が向いています。
またShopifyを活用していく場合、情報収集が英語になることも多いので、ある程度の英語力も必要です。
加えて、ECサイトが欲しいクライアントの目的は「売上を上げること」なので、そうした提案ができる人(=Webマーケティングの知識やノウハウがある人)は単価を上げていきやすいです。
ECサイト構築者の目指し方(準備中)
Web開発者(アプリ、システム開発)
Web開発者は、スマホのアプリケーションやWebサイトのシステム開発を行う人のことです。
JavaScriptやPHP、Rubyといったプログラミング言語を用いる仕事なので、プログラマーとも呼ばれます。
アプリ開発やシステム開発は、会社員として関わるパターンと、フリーランスとして企業と業務委託契約を結ぶパターンの大きく2つがあります。
会社の方針や案件よってはセキュリティー等の制約でノマドワークができないこともありますが、フリーランス向けエージェントで探せばノマドワーク可能な案件も見つけることが可能です。
また、自分でアプリなどを制作して収益化できる人であれば、企業を一才介さないので場所の制約を受けることはありません。
Web開発者に向いている人
Web開発者に向いている人は、以下に当てはまる人です。
・新しいものやサービスを作るのが好きな人
・プログラミングが好きな人
・職人気質で地道な作業が苦にならない人
・新しい技術に興味があり勉強熱心な人
・論理的に物事を考えられる人
・コミュニケーションが嫌いでない人
プログラミングが好きで、新しいものやサービスを開発して世の中に出すことに誇りを持てる人は、Web開発者に向いています。
JavaScriptやPHPといったプログラミング言語は、HTMLやCSSといったマークアップ言語と比べてより論理的・数学的な思考が求められるので、理系タイプの人のほうがどちらかというと適正があります。
Web開発者の目指し方(準備中)
Webデザイナー
Webデザイナーは、Webサイトやホームページ、LPのデザイン部分を担当して制作する人のことです。
依頼者が思い描く理想のWebサイトになるよう、全体の構成を考えデザイン化していきます。
デザインがないとコーダーがどのようにコーディングをしていけばいいかわからないので、デザイナーの存在はとても重要です。
そして、Webデザイナーの仕事のやり取りも、基本的にオンラインとなります。
・XD
・Figma
・Photoshop
などのツールで仕事を行うのが基本なので、ノマドワークも十分可能です。
Webデザイナーに向いている人
Webデザイナーに向いている人は、以下に当てはまる人です。
・コーディングの知識やスキルがある人
・UI、UXやマーケティングの知識がある人
・職人気質で地道な作業が苦にならない人
・繊細で細部にまでこだわれる人
・トレンドに敏感で新しい技術の習得がすぐにできる人
作成したデザインはコーダーに依頼するのが大半なので、コーダーがコーディングしやすいデザインを作る必要があります。
そのため、Webデザイナーであってもある程度のコーディング知識(HTMLとCSS)はあると良いです。
また、売れるデザインを作るために欠かせないUI・UXやマーケティングの知識もあると良いので、勉強熱心な人が向いていますね。
仕事自体は割と地道なので、そういったのが苦にならず細部にまでこだわって作業ができる人が向いています。
Webデザインもトレンドの移り変わりが激しい分野なので、新しい技術の習得も積極的に行える人が理想的ですね。
Webデザイナーの目指し方(準備中)
イラストレーター
イラストレーターは、Webや紙媒体に使われるイラストを制作する人のこと。
Webデザイナーとよく混同されますが、デザイナーがイラストを含めた全体の構造を考える人なのに対し、イラストレーターはあくまでもイラスト制作に特化しています。
AdobeのIllustratorやPhotoshopなどのオンラインツールを中心に活用する仕事なので、ノマドワーク可能です。
イラストレーターに向いている人
イラストレーターに向いている人は、以下に当てはまる人です。
・絵を描くのが好きな人
・職人気質で地道な作業が苦にならない人
・繊細で細部にまでこだわれる人
・コミュニケーションが嫌いでない人
ただ自分の好きなイラストを描いていればいいわけではなく、依頼通りの作品を作ることが求められます。
なので、しっかりとしたコミュニケーションが取れ、求められていることきちんと理解できないといけません。
そのうえで、独自の世界観があり、人から良いと思ってもらえる作品作りができるとイラストレーターとして食べていきやすいです。
イラストレーターの目指し方(準備中)
翻訳者
翻訳者は、外国語を日本語に訳す仕事を行う人です。
先述のWebライターに近い働き方で、仕事のやり取りはオンラインが基本。
なので、翻訳者の中にはノマドワークをしながら旅をしている人も多くいます。
フリーランスの場合、翻訳者が仕事を得るルートは
・クラウドソーシング経由
・翻訳会社経由
・企業から直接受注
の大きく3通りがあります。
また、Webライターと同様、得意ジャンルに特化することで単価を上げることができます。
翻訳者に向いている人
翻訳者に向いている人は、以下に当てはまる人です。
・日本語と外国語の両方に堪能な人
・誤字脱字や微妙なニュアンスの違いなど、細部にまで気を配れる人
・知的好奇心がある人
外国語はもちろん、日本語にも堪能であることが翻訳者には欠かせません。
適切な表現で、読者にとってわかりやすい文章に翻訳ができる人が求められます。
また、言語はその国の文化や歴史が強く反映されており、技術の発達やトレンドの移り変わりによって日々新しい用語が生まれています。
最新の技術や文化・歴史を知ることに興味がある知的好奇心のある人は、翻訳の仕事にもかなり向いていると言えます。
UberEats配達員
UberEats配達員の仕事も、実はノマドワークができます。
配達員として働けるエリアは全国各地(都市部が中心)にあり、場所を転々としながら働くことも可能だからですね。
実際に、UberEatsの配達をして稼ぎながら日本周遊をしている人もいます。
頑張り次第では月収100万円も目指せますし、運動不足解消にもなる素晴らしい仕事ですね。
ただし、Uber Eats配達員の登録エリアは一箇所のみに限定されていて、インセンティブやクエストの追加報酬制度は登録エリアでしか適用されません。
登録エリアを変更しなくても配達自体はどこでもできますが、登録したほうが収入は増えるので、その都度変更するほうがおすすめです。
配達エリアの登録変更は長くて2週間程度かかるので、場所を転々とする際は中長期で同じ場所に滞在する働き方が理想的です。また、初期の頃より稼ぎにくくはなっているので、本業にはせず運動も兼ねた副業として考えたほうが良いでしょう。
UberEats配達員に向いている人
Uber Eats配達員に向いている人は、以下に当てはまる人です。
・体力がある人
・方向音痴じゃない人
・移動や雨の日の運転が苦じゃない人
・地域の人気店を開拓するのが好きな人
デリバリーの仕事なので、体力があって地図が読める人でないといけません。
また、雨の日のほうが需要が高まる仕事なので、稼ぎたいのであれば天気が悪い時の運転にも慣れておく必要があります。
地域のあちこちを巡って人気のグルメスポットを知ることができるので、開拓が好きな人は結構楽しめる仕事になりますよ。
まとめ:ノマドワーク可能な職種は豊富にあるので、自分にあったものを選ぼう!
以上、ノマドワークに適した職種をまとめました。
ノマドワーク可能な仕事は豊富にありますが、それぞれ仕事内容が違い、適正も異なることを理解してもらえたかなと思います。
上記の通り、向いてる人・向いてないがくっきり分かれるので、自分にあったものを選ぶことが何よりも大切です。
この記事で紹介した14種類の職種の中で、自分に適したものがあれば、ぜひ挑戦してみてくださいね!